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保育士のスキルアップのために取り組んでおきたいこと

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保育士のスキルアップのために取り組んでおきたいこと

保育士は国家資格であるがゆえに、一度取得してしまえばそれだけでずっと働き続けることが可能です。しかし資格だけでなく、もっとスキルを伸ばしたいと考える保育士も増えています。
そこで今回は、現場で役立ち、保護者からも求められているスキルや資格について解説します。今後の保育士としてのレベルアップにお役立てください。

 保育士に求められる能力とは?

保育士に求められている能力は大きく3つに分かれます。
1つ目は保育の質の向上
2つ目は保護者への対応
3つ目は園の運営スキル
この3つです。
このうち最も休養となるのは「保育の質の向上」です。保育の質の向上に重きを置いてスキルアップの方法をご紹介します。

 絵本専門士
絵本専門士は、国立青少年教育復興機構による認定資格です。
 絵本や子供に関する知識
 おはなし会やワークショップを運営する技能
 豊かな感性など
のスキルをバランスよく身につけられます。
資格を取得すると、絵本に関する高度な知識や技能及び感性を備えた専門家とみなされます。保育士の仕事だけでなく、絵本を通じて人の心を豊かにしたいとお考えの方にぴったりの資格です。

 認定病児保育スペシャリスト
認定病児保育スペシャリストとは、入院するほどではない、突発的な体調不良の時に、親に代わって適切なケアと保育を行う病児保育に関する資格です。
感染症への対応方法や子供の病気に対する基礎的な看病の仕方、無理のない遊び方など、病児保育に特化したスキルやノウハウが学べます。
保育園で子どもが急に熱を出しても、認定病児保育スペシャリストのスキルを身につけておけば適切な処置を施すことができるようになります。

 アレルギー対応食アドバイザー
アレルギー対応食アドバイザーは、日本能力開発推進協会の認定資格で、子どものアレルギー対応食に関する専門的な知識が身につけられます。
近年ではアレルギーを持つ子どもが増えてきました。厚生労働省のアレルギー疾患の現状によると、乳児の食物アレルギーの有病率は5−10%と見過ごすことのできない数字が出ています。日頃から食育の知識を身につけ、子どもに突然アレルギー症状が出ても慌てないでいられるよう、正しい知識を身につけておきましょう。

 ピアノ・歌
スキルアップを考える際に、ある程度のスキルが身についているピアノや歌の上達も目指してみることもオススメです。
保育士にとってピアノや歌のスキルがあるのは当然とも言えます。しかしながらある程度のレベルに達すると、それ以上練習することはなくなってしまいますよね。練習を積めば現場で披露できる曲のバリエーションも増えますし、園内でのピアノレッスンの先生になるなど新しい道も開けることでしょう。

 英語力
国際化が進んだ現代では、子どもの教育者にも英語力が欠かせないものとなりました。英語力を磨いてくことで、子どもと一緒に英語に触れ合うことができ、また外国人の保護者とも円滑なコミュニケーションが取れるようになります。

 コミュニケーションスキル
子どもとの関係性はもちろんのこと、同僚保育士や保護者との信頼関係を築き上げていく上で欠かせない能力の一つです。
コミュニケーションは大きく2つの要素から成り立っています。
 伝えること
 受け取ること
相手の意見を聞き、その上で自分の考えを伝えられることが求められます。
コミュニケーションスキルを高める方法は、参考書を読んだり、セミナーに参加したり、座学や通信講座で学んだりと様々です。あなたのライフスタイルにあった方法を選んでください。

 パソコンスキル
裏方に必要な技術として身につけておきたいスキルです。
保護者へのおたよりや、園内行事の案内を作成したり、ホームページを更新したりと、パソコンスキルはなくてはならないスキルです。まずはワードやエクセル、パワーポイントが使えるようになっておくと便利です。
インターネット上の教材を使って独学で学んだり、パソコン教室に通ったりしてパソコンスキルを身につけましょう。

 体力
元気いっぱいの子どもたちと1日中動き回れるだけの体力が必要不可欠です。毎日動き回っても疲れない基礎体力をつけ、規則正しい生活を心がけましょう。体力に不安のある方は、可能な範囲で普段の生活にジョギングなどの軽い運動を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 さらにスキルアップして今後の保育に活かそう

保育士が取得しておくと仕事の幅が広がったり、保護者からの信頼を得やすくなる資格やスキルが豊富にあります。働きながらスキルアップを目指すのは大変素晴らしいことですが、勉強するにも時間が限られていますよね。保育士がこれからさらにスキルアップを目指すなら、そのスキルを磨いた後でどんな自分になりたいかを考えておくことも重要です。
ご紹介したスキルを参考に、今後ますます子供達や保護者から信頼される保育士を目指してください。

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